「飲み会も仕事でしょ?」と思っていた私が知ったZ世代の本音 【第4回】

世代ギャップ

こんにちは、昭和課長です。

「飲み会も仕事のうち」

そう教えられてきた私たち昭和世代にとって、若手社員が飲み会に参加しないという現象は、どこか理解しがたいものがありますよね。

私自身、50代の管理職として長年働いてきましたが、正直に言うと、以前は「付き合いが悪いな」と感じていました。

しかし、ある出来事をきっかけに、その考え方が大きく変わることになります。

今回は、実際にZ世代の部下から聞いた「飲み会に来ない理由」と、そこから見えてきた価値観の違いについてお話しします。


昭和世代にとって飲み会は“仕事の延長”だった

私たちの世代では、飲み会は単なる娯楽ではありませんでした。

  • 上司との距離を縮める場
  • 仕事の裏話や本音を聞ける場
  • 人間関係を築く大切な時間

つまり、飲み会は「仕事の一部」という認識が当たり前だったのです。

実際、飲み会での振る舞いが評価に影響することもありましたし、「参加して当然」という空気もありました。

だからこそ、若手社員が参加しないと、「やる気がないのでは?」と感じてしまうのも無理はありません。


Z世代にとって飲み会は“プライベート”

では、Z世代はどう考えているのでしょうか。

ある日、思い切って部下に聞いてみました。

悩める昭和課長
悩める昭和課長

「飲み会って、どう思ってる?」

Z世代部下
Z世代部下

「飲み会って、仕事なんですか?」

この一言に、正直驚きました。

同時に、「ああ、前提がまったく違うんだな」と気づかされた瞬間でもありました。

Z世代にとって飲み会は、あくまでプライベートな時間です。

  • 業務時間外である
  • 参加は任意であるべき
  • 強制されるものではない

このように考えるのが自然なのです。


実際に聞いたZ世代のリアルな本音

① 気を使いすぎて疲れてしまう

「上司や先輩に気を使ってしまって、正直リラックスできません」

この言葉は印象的でした。

私たちは「距離が縮まる場」と思っていましたが、彼らにとっては「気を張り続ける場」だったのです。

② お金と時間の優先順位が違う

「飲み会に使う数千円があれば、自分の好きなことに使いたいです」

この考え方も、非常に合理的です。

Z世代は、限られた時間とお金を「自分の価値があると思うこと」に使う傾向があります。

③ 評価に影響するのではと不安

「本当は行きたくないけど、断ると印象が悪くなりそうで…」

これは管理職として、考えさせられるポイントでした。

彼らは自由に選択しているようでいて、実は評価を気にして悩んでいるのです。


世代間ギャップの本質は「価値観の違い」

今回の経験を通じて感じたのは、どちらが正しいかではなく、「前提となる価値観が違う」ということです。

  • 昭和世代:関係性重視、時間共有が大事
  • Z世代:効率重視、個人の時間を大事にする

この違いは、仕事の指導の場面でも感じることがあります。

【第3回】「それパワハラです」と言われた日 でも書いたように、
同じ言葉でも受け取り方が大きく違うことがあります。

「昔はこうだった」という考え方だけでは、通用しない時代になっていると感じます。


管理職としての向き合い方を見直す

では、これからどうすればいいのでしょうか。

私なりに意識していることを3つご紹介します。

① 飲み会を強制しない

まず大前提として、「参加は自由」というスタンスに変えました。

これだけで、若手の表情が明らかに変わります。

② 別のコミュニケーション手段を持つ

飲み会に頼らなくても、関係構築は可能です。

  • 1on1ミーティング
  • 短時間の雑談
  • ランチの活用

こうした場の方が、むしろ本音を聞けることもあります。

③ 「来ない=やる気がない」と決めつけない

ここが一番重要です。

飲み会に来ないことと、仕事への姿勢は別問題です。

実際、働き方に対する考え方も変わっています。

【第5回】残業しない若手に違和感を覚えた私が知った本音 でも書いたように、
「長く働くこと」よりも「効率よく成果を出すこと」を重視する考え方が広がっています。

この違いを理解することで、部下の見方も変わってきました。


まとめ|価値観を知ることで関係は変わる

最初は戸惑いもありましたが、Z世代の本音を知ることで、考え方が柔軟になりました。

「飲み会=仕事」という常識は、もしかすると私たちの世代特有のものだったのかもしれません。

大切なのは、どちらが正しいかではなく、お互いの違いを理解することです。

これからの時代は、多様な価値観の中でどう関係を築いていくかが問われます。

今回の経験が、同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです。


※本記事は、実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう、一部内容を調整しています。

※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。
すべて商用利用・ブログ掲載が可能な範囲で作成・使用しています。

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