こんにちは、昭和課長です。
最近、こんなふうに感じたことはありませんか?
- 若手が責任のある仕事を避ける
- 判断を任せても「確認します」と返ってくる
- リスクを取ろうとしない
正直に言うと、私も同じように感じていました。
「責任を取りたくないのか?」
「もっと挑戦してもいいのでは?」
そんな違和感を抱いていたのです。
私は製造業で働く50代の会社員で、管理職として5年ほどになります。
部下は5人。いわゆるZ世代の若手社員たちです。
このブログでは、これまでにもZ世代との関わりの中で感じた違和感について書いてきました。
特に前回の
【第6回】「指示待ちなのか?」と感じた私が気づいたZ世代の仕事観
では、「なぜ自分から動かないのか?」というテーマを取り上げました。
そして今回、その延長線上で見えてきたのが「リスク回避」「責任の捉え方」の違いです。
今回は、そんな私が感じた「リスク回避・責任回避」に対する違和感と、そこから見えてきた本当の理由について、実体験をもとにお話しします。
Z世代の「リスク回避」に感じた違和感
ある日のことでした。
新しい業務の担当を決める場面で、私は若手社員に声をかけました。

「この案件、やってみる?」
すると、少し間をおいてから、こんな返答がありました。

「一度、詳細を確認してからでもいいですか?」
その場では、特に問題のないやり取りです。
しかし正直なところ、私はこう感じていました。

(心の声)
「まずはやってみよう、とは思わないのか…?」
昭和世代の感覚では、多少リスクがあっても「まず挑戦してみる」ことが当たり前だったからです。
このとき私は、若手の「慎重さ」に対して違和感を覚えていました。
ただ、ここでふと頭に浮かんだのが、以前の出来事でした。
そう、最初に違和感を覚えたきっかけは、
【第1回】部下がZ世代だった話|昭和課長がブログを始めた理由
で感じた「価値観のズレ」だったのです。
あのときから、私はずっと「なぜこんなにも考え方が違うのか」と悩んできました。
若手社員に聞いてみた「本音」
気になった私は、後日その若手社員に率直に聞いてみました。

「責任のある仕事、あまりやりたくない?」
すると、少し考えてからこう答えました。

「避けているわけではないんです」

「ただ、失敗したときの影響を考えると、慎重になってしまって…」
この言葉を聞いたとき、私はハッとしました。
彼らは「責任を取りたくない」のではなく、
リスクをしっかり考えているだけだったのです。
さらに話を聞くと、こんな本音も見えてきました。
- 失敗したときに評価が下がるのが怖い
- 責任の範囲が曖昧なまま任されるのが不安
- 十分な情報がない状態で判断するのが怖い
つまり彼らは、無責任なのではなく、むしろ責任を重く捉えているとも言えるのです。
昭和世代との価値観の違い
ここで感じたのは、「責任」に対する考え方の違いでした。
昭和世代は、
- まずやってみる
- 失敗しながら学ぶ
- 経験を積んで成長する
というスタイルでした。
一方でZ世代は、
- リスクを事前に把握する
- 責任の範囲を明確にする
- 納得してから動く
というスタンスです。
つまり、
「責任=今すぐ引き受けるもの」ではなく、
「責任=納得してから持つもの」
という違いだったのです。
管理職として考えさせられたこと
この出来事をきっかけに、私は自分の考え方を見直しました。
これまでは、
「まずやってみろ」
「失敗して覚えればいい」
というスタンスでした。
しかし今は、こう考えるようになりました。

(心の声)
「安心して挑戦できる環境を作ることが大事なのではないか」
実際、前回の記事でも書いたように、
「指示待ち」に見える行動の裏には、環境や前提の問題があるケースも多いと感じています。
だからこそ今は、
- 責任の範囲を明確にする
- 事前に情報をしっかり共有する
- 失敗しても責めない空気を作る
こうしたことを意識するようになりました。
こうした環境があってこそ、若手は安心して一歩踏み出せるのだと感じています。
まとめ|リスク回避は「弱さ」ではない
「責任を取りたくないのか?」と感じていた若手の行動。
その正体は、
リスクを冷静に判断する力
責任を慎重に考える姿勢
だったのかもしれません。
昭和世代とZ世代。
考え方は違っても、同じ職場で働く仲間です。
違いを理解しながら、お互いに歩み寄ることで、
より良い関係が築けるのではないかと感じています。
同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
※本記事は、実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう、一部内容を調整しています。
※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。
すべて商用利用・ブログ掲載が可能な範囲で作成・使用しています。


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