📌この記事でわかること
- 若手社員へ伝わりやすい話し方のポイント
- 結論から伝えることの重要性
- 目的を共有するメリット
- 認識違いを防ぐ確認方法
- 質問しやすい職場づくりのコツ
こんにちは、昭和課長です。
若手社員へ仕事をお願いしたとき、
「ちゃんと説明したつもりなのに伝わっていなかった」
そんな経験はありませんか。
私も管理職になってから、同じような経験を何度もしてきました。
昭和世代では、「一を聞いて十を知る」「先輩の背中を見て覚える」という考え方が当たり前でした。しかし、今の若手社員は育ってきた環境や価値観が大きく異なります。
だからといって、どちらが正しい、どちらが間違っているという話ではありません。
実際に若手社員と接していると、ほんの少し伝え方を工夫するだけで、お互いの認識が一致し、仕事が驚くほどスムーズに進む場面が増えてきました。
私自身も以前は、「何度言っても伝わらない」と悩んでいました。しかし最近では、「伝わらないのは相手の問題ではなく、自分の伝え方にも改善できる点があるのではないか」と考えるようになりました。
今回は、私が管理職として実際に経験してきた中で効果を感じた「若手社員への伝え方のコツ」を5つご紹介します。
管理職の方はもちろん、これから後輩を指導する立場になる方にも参考になれば幸いです。
📌この記事で紹介する5つのコツ
- コツ① 結論から伝える
- コツ② 目的を伝える
- コツ③ 曖昧な言葉を使わない
- コツ④ 相手に復唱してもらう
- コツ⑤ 質問しやすい雰囲気を作る
若手社員に伝わらないのは能力ではなく「伝え方」かもしれない
仕事で指示を出したにもかかわらず、「思っていたものと違う」「意図が伝わっていなかった」という経験は、多くの管理職が一度は経験しているのではないでしょうか。
そんなとき、つい「理解力が足りないのでは」と考えてしまいがちです。
しかし、振り返ってみると、伝える側が長年の経験を前提に話してしまっているケースも少なくありません。
管理職になると、自分にとっては当たり前のことが増えていきます。
そのため、「これくらい説明すれば分かるだろう」「以前もやったから覚えているだろう」と無意識に考えてしまいます。
ところが、若手社員にとっては初めて聞く内容だったり、経験したことがない仕事だったりすることも多くあります。
つまり、「分かるだろう」という思い込みこそが、コミュニケーションのすれ違いを生む原因になっているのかもしれません。
私は最近、「伝えること」と「伝わること」は別だという意識を持つようになりました。
相手が同じ理解になって初めて、本当に伝わったと言えるのだと思います。
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コツ① 結論から伝える
私が最も大切だと感じているのが、「結論から伝える」ということです。
以前、若手社員から報告を受けた際、最初に「返品できませんでした」と言われたことがありました。
その一言だけでは、「何が返品できなかったのか」「なぜそうなったのか」が分かりません。
詳しく話を聞いていくと、数量を計算違いしてしまい、本来より多く発注してしまったことが原因でした。
もし最初に、「数量を間違えて多く発注してしまいました」と伝えてもらえれば、状況をすぐ理解でき、解決策を考えることに集中できます。
結論を最初に伝えることで、聞く側は話の全体像をイメージしながら内容を理解できます。
これは報告だけではありません。
依頼をするときも、「何をお願いしたいのか」を最初に伝えてから理由や背景を説明することで、相手は安心して話を聞くことができます。
私自身も、以前より「まず結論、そのあと理由」という順番を意識するようになってから、若手社員との認識違いが少しずつ減ってきたように感じています。
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コツ② なぜやるのか目的を伝える
昭和世代は、「とりあえずやってみよう」という環境で仕事を覚えてきた人が多いのではないでしょうか。
私も若い頃は、細かい説明がなくても先輩の仕事を見ながら覚え、分からないことは後から質問するという働き方が当たり前でした。
しかし、現在の若手社員と接していると、「なぜこの仕事をするのか」「何を目指しているのか」を理解してから行動したいと考える人が多いように感じます。
以前参加したボランティア活動で、木の剪定作業を経験しました。
何をどこまで切れば良いのか分からないまま、周囲の人を見ながら作業を進めましたが、最後に答え合わせをして初めて自分の作業内容を理解することができました。
この経験を通じて、「目的が分かることで、人は安心して動ける」ということを改めて実感しました。
職場でも同じです。
ただ「これをやって」と指示するだけではなく、「この仕事は納期を守るため」「お客様に迷惑をかけないため」「次の工程をスムーズに進めるため」と目的まで伝えることで、若手社員の理解度は大きく変わります。
仕事の意味が分かれば、自分で考えながら行動できる場面も増えていきます。
伝え方を少し工夫するだけで、仕事への納得感や主体性につながることを、私は日々の管理業務の中で実感しています。
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コツ③ 曖昧な言葉を使わない
三つ目のコツは、曖昧な表現をできるだけ使わないことです。
管理職として長く仕事をしていると、「前回と同じ」「いつものやつ」「いい感じでお願い」といった言葉を、つい使ってしまうことがあります。
しかし、これらの言葉は、経験を共有している相手には伝わっても、若手社員には具体的なイメージが浮かばないことがあります。
例えば、「前回と同じようにお願いします」と伝えた場合でも、若手社員は「前回」がどの案件なのか分からないかもしれません。
また、「適当にやっておいて」という言葉も、人によって受け取り方が大きく異なります。
私自身も、「このくらいなら伝わるだろう」と思っていた内容が、実際には違う形で伝わってしまった経験が何度もあります。
そこで最近は、「型番は〇〇」「数量は〇〇個」「納期は〇日まで」と、できるだけ具体的に伝えるよう意識しています。
少し説明が増えるだけで、お互いの認識違いは大きく減ります。
「伝わるだろう」ではなく、「誰が聞いても同じように理解できるか」という視点を持つことが大切だと感じています。
コツ④ 相手に復唱してもらう
四つ目のコツは、最後に相手へ復唱してもらうことです。
復唱というと大げさに聞こえるかもしれませんが、「確認のため、内容を教えてもらえる?」と一言添えるだけで十分です。
私は以前、この確認をせずに仕事を任せてしまい、後から「そんなつもりではありませんでした」という行き違いが起きたことがありました。
それ以来、大事な仕事ほど相手に内容を説明してもらうようにしています。
復唱してもらうことで、相手がどこまで理解しているかが分かります。
もし認識が違っていれば、その場で修正できます。
これは若手社員だけでなく、ベテラン社員とのやり取りでも非常に効果があります。
確認作業は時間がかかるように思えますが、後からトラブル対応をする時間を考えれば、結果的に大きな時間短縮につながります。
以前ご紹介した第59回「伝えたつもり」が一番危ないでもお伝えしましたが、「言った」と「伝わった」は違います。
その違いを埋める最も簡単な方法が、復唱による確認だと感じています。
コツ⑤ 最後は質問しやすい雰囲気を作る
最後のコツは、質問しやすい雰囲気を作ることです。
若手社員の中には、「こんなことを聞いたら怒られるのではないか」「迷惑をかけてしまうのではないか」と考え、疑問があっても質問できない人が少なくありません。
結果として、分からないまま仕事を進め、大きなミスにつながってしまうことがあります。
私は仕事をお願いした最後に、「分からないことがあれば、いつでも聞いてね」と一言添えるようにしています。
この一言があるだけで、若手社員の表情が少し安心したように感じることがあります。
質問できる環境は、職場全体のコミュニケーションを良くする第一歩です。
管理職が相談しやすい雰囲気を作ることで、報告・連絡・相談も自然と増えていきます。
伝え方が変わると職場も変わる
以前の私は、「伝えたのに、なぜ伝わらないのだろう」と考えることが多くありました。
しかし、管理職として経験を重ねる中で、「相手を変える前に、自分の伝え方を見直してみよう」と考えるようになりました。
結論から伝える。
目的を説明する。
曖昧な表現を避ける。
復唱してもらう。
質問しやすい雰囲気を作る。
どれも特別なスキルではありません。
少し意識を変えるだけで、職場のコミュニケーションは驚くほど変わります。
若手社員との世代の違いを嘆くのではなく、その違いを理解しながら歩み寄ることが、これからの管理職には求められているのかもしれません。
まとめ
若手社員へ仕事を伝えるときは、「伝えた」ではなく「伝わった」を目標にすることが大切です。
今回ご紹介した5つのコツは、私自身が日々の管理職経験の中で少しずつ学んできたことばかりです。
- 結論から伝える
- 目的やゴールを共有する
- 曖昧な表現を避ける
- 復唱してもらう
- 質問しやすい雰囲気を作る
完璧を目指す必要はありません。
一つずつ取り入れるだけでも、職場のコミュニケーションは確実に変わっていきます。
この記事が、同じように若手社員との接し方に悩む管理職の皆さんの参考になれば幸いです。
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※本記事は実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう配慮しています。
※本記事内の画像にはAI(ChatGPT/DALL·E)およびCanvaで作成した画像を含みます。

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