こんにちは、昭和課長です。
最近、こんな場面に心当たりはありませんか?

(心の声)「え、それもう進んでたの?」
「一言相談してくれればよかったのに…」
かつては当たり前だった「報連相(報告・連絡・相談)」。
でも今、若手社員との間でこの“当たり前”が少しずつ変わってきていると感じています。
私自身も最初は、「なんで相談しないんだろう?」と戸惑うことばかりでした。
しかし、よくよく話を聞いてみると、そこには単なる怠慢ではない“理由”があったんです。
実は以前にも、似たような違和感を感じたことがあります。
【第8回】「報連相しない若手」に違和感…期限ギリギリで相談してくる理由とはでも触れましたが、若手の行動には一見理解しづらい“背景”があることが多いんですよね。
今回は、そんな「報連相が減った若手」に感じた違和感と、そこから見えてきた気づきをお話しします。
報連相しない若手に感じた違和感
気づいたら仕事が進んでいる
ある日、部下に任せていた仕事が、気づいたらほぼ完成していました。
「お、早いな」と思う一方で、どこか引っかかるものがありました。
それは――途中の報告や相談が一切なかったことです。
以前であれば、「ここまで進みました」「ここで迷っています」といったやり取りがあったはず。
でも今は、完成形だけが突然出てくることが増えてきました。
相談なしで完結してしまう不安
もちろん、自分で考えて動けるのは良いことです。
ただ、上司としては「方向は合っているのか?」「見落としはないか?」と不安になるのも正直なところ。
途中で軌道修正できるはずのものが、完成後では手遅れになることもあります。
この“ズレ”が、じわじわとストレスになっていきました。
「それ聞く必要ありますか?」の衝撃
思い切って、こんなふうに聞いてみました。

「どうして相談してくれなかったの?」
すると返ってきたのが、この一言。

「それって、聞く必要ありますか?」
悪気はないのはわかります。
でも、この言葉に私は少しショックを受けました。
同時に、「ああ、価値観が変わっているんだな」と実感した瞬間でもありました。
なぜ若手は報連相をしないのか
自分で完結することが評価される環境
今の若手は、「自分で考えて動ける人」が評価される環境で育っています。
そのため、「いちいち相談する=自立していない」と感じてしまうこともあるようです。
私たち世代の「まず相談」とは、少し違う価値観なんですね。
「迷惑をかけたくない」という心理
意外だったのは、こんな言葉でした。
「忙しそうだったので、聞かないほうがいいかなと思って…」
これは決してサボりではなく、むしろ“気遣い”です。
ただ、その気遣いが、結果としてコミュニケーション不足につながってしまっているのが難しいところです。
チャット文化で“相談のハードル”が変化
もうひとつ大きいのが、コミュニケーション手段の変化です。
対面や電話ではなく、チャット中心のやり取りが増えたことで、
「相談=しっかり時間を取るもの」という感覚が薄れてきています。
また、若手は“必要最低限のやり取り”を重視する傾向もあります。
このあたりは、【第15回】「最近の新人、静かすぎない?」と思った私が恥ずかしくなった理由でも感じた通り、「無駄を省く」という意識の表れなのかもしれません。
報連相は本当に減ったのか?
実は「形」が変わっただけ
ここで気づいたのは、報連相が“なくなった”わけではないということ。
ただ、その形が変わっているだけなんです。
口頭からテキストへのシフト
以前は口頭で行っていた報告や相談が、今はチャットで簡潔に済まされることが多くなっています。
ただ、それが見落とされていたり、意図が伝わりきっていなかったりすることもあります。
スピード重視の働き方
今はとにかくスピードが重視される時代。
「まずやってみる」「あとで修正する」というスタイルが当たり前になりつつあります。
この変化も、報連相の“減少”に見えている一因かもしれません。
上司としてどう向き合うべきか
「相談していい空気」を作る
まず大切なのは、「相談してもいいんだ」と思える空気づくりです。
「これくらいで聞いていいのかな?」と迷わせないことがポイントです。
報連相の基準を言語化する
「どのタイミングで報告してほしいか」を具体的に伝えることも大切です。
例えば、
・方向性に迷ったとき
・判断に影響が出そうなとき
こうした基準を共有するだけで、ズレはかなり減ります。
小さな相談を歓迎する姿勢
つい言ってしまいがちな「それくらい自分で考えて」。
この一言が、次の相談を遠ざけてしまうこともあります。
小さな相談こそ歓迎する姿勢が、信頼関係につながっていきます。
まとめ:報連相は“なくなった”のではなく“進化した”
「報連相が減った」と感じる違和感。
でも実際には、それは“消えた”のではなく、形を変えて進化しているのかもしれません。
大切なのは、「昔はこうだった」と押し付けることではなく、
お互いのやり方を理解しながら歩み寄ること。
私自身もまだ試行錯誤の途中ですが、少しずつ“ちょうどいい距離感”が見えてきました。
同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
※本記事は、実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう、一部内容を調整しています。
※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。すべて商用利用・ブログ掲載が可能な範囲で作成・使用しています。


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