こんにちは、昭和課長です。
「最近の若手、自分から動かないな…」
「結局、全部こっちが指示しないと進まない…」
そんなモヤモヤ、感じていませんか?
私自身も、忙しい時ほど「なんで自分で考えないんだ」とイライラしてしまったことがあります。
でも、あるとき気づいたんです。
“若手が動かないのは、能力ではなく環境や関わり方の問題かもしれない”と。
実際、以前の私は「指示待ちだな」と感じていた部下に対して、 厳しく接してしまったことがあります。 そのときの経験は、こちらの記事でも書いています。
「指示待ちなのか?」と感じた私が気づいたZ世代の仕事観【第6回】
この記事では、若手社員が指示待ちになる本当の理由と、 上司としてできる具体的な対処法を、現場目線でわかりやすくお伝えします。
若手社員が指示待ちになるのはなぜ?よくある5つの理由
①失敗を極端に恐れている
今の若手社員は、「失敗=悪いこと」と強く感じている傾向があります。
SNSでの評価や、減点方式の教育の影響もあり、 「間違えるくらいなら動かないほうがいい」と考えてしまうんですね。
結果として、指示が出るまで待つという行動になります。
②「何をしていいかわからない」状態になっている
実はこれ、かなり多いです。
上司から見ると「考えればわかるだろう」と思うことでも、 若手にとっては「どこまでやっていいのか分からない」状態。
つまり、指示待ちではなく“迷子”になっているだけなんです。
③正解を求める教育を受けてきた
学校教育では、「正しい答えを出すこと」が重視されてきました。
そのため、
- まず正解を知りたい
- 間違えたくない
という思考が強くなり、自分で判断して動くことに不安を感じやすいのです。
④指示されたことしか評価されないと感じている
「余計なことをすると怒られる」
「言われたことだけやるのが無難」
こうした経験が積み重なると、 自発的に動くこと自体を避けるようになります。
⑤上司との心理的距離が遠い
ちょっとした相談がしづらい環境だと、 若手は「これでいいのか分からない」と不安を抱えたまま動けなくなります。
指示待ち=やる気がない、ではない
ここ、かなり誤解されやすいポイントです。
見えにくい“真面目さ”が裏にある
指示待ちの若手ほど、実は真面目なことが多いです。
- 勝手に動いて迷惑をかけたくない
- ちゃんと指示通りやりたい
そんな気持ちが強いからこそ、動けない。 これは「やる気がない」のではなく、慎重すぎる状態なんですね。
Z世代特有の価値観とは
今の若手は、「納得してから動く」ことを重視する傾向があります。
背景や理由が見えないまま動くことに、違和感を持ちやすいのです。
昭和世代とのギャップが生む誤解
昭和世代は「まずやってみろ」が当たり前でしたが、 今の若手は「理解してから動く」スタイル。
この違いが、「指示待ち」という誤解を生んでいるケースも少なくありません。
実際、私も「動かない=やる気がない」と思っていましたが、 よく観察すると“指示待ち”ではなく“確認待ち”だったんです。
その気づきについては、こちらの記事で詳しく書いています。
“指示待ち”じゃなかった?Z世代部下は「確認待ち」だった話【第18回】
若手社員が自分で動けるようになる上司の対処法
①「任せ方」を変える(丸投げはNG)
「これやっといて」だけでは、若手は動けません。
- 目的
- ゴール
- 判断基準
ここまでセットで伝えることで、初めて動けるようになります。
②小さな成功体験を積ませる
最初から大きな仕事を任せるのではなく、 「これならできる」というレベルの仕事からスタートしましょう。
成功体験が積み重なることで、自信につながり、自発的な行動が増えていきます。
③指示ではなく“問いかけ”を増やす
おすすめなのがこの一言。
「君はどう思う?」
最初は答えられなくてもOKです。 この積み重ねが「自分で考える力」を育てていきます。
④プロセスを評価する
結果だけでなく、「考えたこと」「行動したこと」も評価してあげましょう。
⑤心理的安全性をつくる
「失敗しても大丈夫」と思える環境があると、 若手は一歩踏み出しやすくなります。
やってはいけないNG対応
①「なんでできないんだ」と感情で叱る
これをやると、さらに動かなくなります。
若手は「また怒られるかも」と感じ、 ますます指示待ちになります。
②全部自分でやってしまう
忙しいとついやってしまいがちですが、 これではいつまで経っても育ちません。
③放置して様子を見る
「そのうちできるだろう」は危険です。 適度なフォローが必要です。
まとめ|指示待ちは「育て方」で変わる
若手社員が指示待ちになるのは、 決して本人の能力ややる気だけの問題ではありません。
- 失敗を恐れる環境
- 曖昧な指示
- 評価の仕組み
こうした要因が重なって起きています。
だからこそ、上司の関わり方を少し変えるだけで、 驚くほど行動が変わることもあります。
「なんで動かないんだ」と悩む前に、
一度、関わり方を見直してみませんか?
※本記事は、実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう、一部内容を調整しています。
※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。
すべて商用利用・ブログ掲載が可能な範囲で作成・使用しています。


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