Z世代はなぜ掃除をしないのか?昭和課長が感じた世代ギャップ【第2回】

世代ギャップ

こんなことを感じたことはありませんか。

  • 掃除をお願いしても、なかなかやらない
  • 昔は当たり前だったことが通じない
  • 若い世代との価値観の違いに戸惑う
  • 「言わなくても分かる」が通用しない

実は私も、同じような経験をしています。

私は製造業で働く50代の会社員で、現在は課長として管理職をしています。 部署には5人の部下がいますが、いわゆるZ世代と呼ばれる若い世代です。

彼らは真面目で仕事に対して前向きな面も多いのですが、昭和世代の私にとっては、時々「価値観の違い」を感じる場面があります。

そもそも私がこうした違和感を強く意識するようになったきっかけは、 【第1回】部下がZ世代だった話|昭和課長がブログを始めた理由 で書いた通り、部下との日常のやり取りでした。

今回は、その中でも特に印象に残っている「掃除の問題」について書いてみたいと思います。

昭和世代にとって掃除は当たり前だった

私が社会人になった頃、職場では「掃除は当たり前」という空気がありました。

始業前になると、それぞれの担当場所を掃除する。 机の周りや作業場を整えることは、特別な仕事ではなく、社会人として自然にやるものという感覚でした。

誰かが細かく指示を出すわけではありません。 時間になると、自然とみんながほうきを持ち、雑巾を持って動き出す。

今思えば、それは昭和世代の職場文化だったのかもしれません。

もちろん、掃除をしたからといって評価が上がるわけではありません。 しかし、職場を整えることは仕事の一部であり、「みんなで職場をきれいにする」という意識がありました。

また、「言われなくても動く」という感覚も強かったように思います。

空気を読んで行動する。 周囲を見ながら自分で判断する。

そうした考え方が、当たり前のように根付いていました。

Z世代との小さなギャップ

ある日のことです。

始業前の時間になっても、掃除をしている人がほとんどいませんでした。

私は少し気になりながら、自分で掃除をしていました。

すると、部下の一人がこんなことを言いました。

Z世代部下A
Z世代部下A

「課長、掃除って必ずやるものなんですか?」

悩める昭和課長
悩める昭和課長

「え?いや…担当場所は決まってるけど…」

Z世代部下A
Z世代部下A

「仕事の指示としては聞いてないので…」

悩める昭和課長
悩める昭和課長

(心の声)

「そういう考え方なのか…」

正直、このときは少し驚きました。

昭和世代の感覚では、掃除は言われなくてもやるものだったからです。

しかし彼にとっては、掃除は「業務として明確に指示されていない仕事」だったのかもしれません。

その瞬間、

「今までの“当たり前”は、もう当たり前ではないのかもしれない」

と感じました。

なぜZ世代は掃除をしないのか

もちろん、これは「若い世代が悪い」という話ではありません。

考えてみると、Z世代の人たちは「仕事として決められていること」をとても大切にする傾向があります。

  • 仕事内容として明確に決まっているか
  • 会社のルールとして決まっているか
  • 業務時間内の仕事なのか
  • 自分の役割として説明されているか

こうしたことを、きちんと区別して考えているのかもしれません。

一方で昭和世代は、

  • 言われなくても動く
  • 空気を読んで動く
  • 周囲を見て判断する

という価値観が強かったように思います。

この違いは、 【第3回】「それパワハラです」と言われた日|怒れなくなった管理職のリアル でも感じたように、現代の職場ではより顕著になっています。

また最近は、 「自分で勝手に判断して失敗したくない」 という心理も強いように感じます。

以前、私は若手社員を見て、

「もっと自分から動けばいいのに」

と思っていました。

しかし実際には、

  • 間違えるのが怖い
  • 怒られたくない
  • 責任を負いたくない

という不安を抱えている場合もあるようです。

この「指示待ち」に見える背景については、 【第6回】「指示待ちなのか?」と感じた私が気づいたZ世代の仕事観 でも詳しく書いています。

管理職として感じる難しさ

こうした場面で悩むのが、管理職としてどう対応するかです。

厳しく言えば「それくらいやりなさい」と言いたくなることもあります。

しかし今の時代、強く言いすぎるとパワハラと受け取られる可能性もあります。

逆に何も言わないと、職場の雰囲気が少しずつ変わっていくこともあります。

また、価値観の違いは掃除だけではありません。

例えば、 【第4回】「飲み会も仕事でしょ?」と思っていた私が知ったZ世代の本音 では、仕事外の付き合いに対する考え方の違いに驚かされました。

さらに、働き方そのものの価値観も変わっています。

【第5回】「もう帰ります」残業しない若手に違和感を覚えた私が知った本音 で書いた通り、「時間」ではなく「成果」で考える若手も増えています。

昭和世代の感覚では、

  • 早く来る
  • 最後まで残る
  • 周囲を見て動く

といった行動が「頑張っている」と評価される部分もありました。

しかし今は、

  • 決められた時間で成果を出す
  • 無駄を減らす
  • 役割を明確にする

という考え方が強くなっています。

管理職として、会社のルールと現場の空気の間に立つことは本当に難しいと感じます。

世代が違えば考え方も違う

最近感じるのは、世代が違えば価値観が違うのは当然だということです。

昭和世代には昭和世代の常識があります。 一方で、Z世代にはZ世代の考え方があります。

どちらが正しいというよりも、違いを理解することが大切なのかもしれません。

私自身も、最初は戸惑うことばかりでした。

しかし、若い世代の考え方を少しずつ理解しようとすることで、見えてくることもあると感じています。

最近では、

「なぜやるのか」

を説明することを意識するようになりました。

すると以前よりも、若手社員とのコミュニケーションが少しスムーズになった気がしています。

もちろん、まだ悩むことはたくさんあります。

それでも、「理解しようとする姿勢」は大切なのだと感じています。

まとめ

今回の掃除の出来事は、とても小さなことかもしれません。

しかし、こうした日常の出来事の中に世代ギャップを感じることは少なくありません。

同じように、若い世代との接し方に悩んでいる管理職の方も多いのではないでしょうか。

このブログでは、これからも職場で感じたリアルな出来事を書いていこうと思っています。

もし「うちの会社も同じだ」と感じることがあれば、気軽に読んでいただけると嬉しいです。

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※本記事は、実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう、一部内容を調整しています。

※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。
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