なぜ若手は受け身に見えるのか?“使えない”と思う前に知るべき対処法【第19回】

管理職の悩み

こんにちは、悩める昭和課長です。

「最近の若手、なんだか受け身だな…」「正直、”使えない”と感じてしまうことがある」そんなふうに思ったこと、ありませんか?私自身も、忙しい時ほどそう感じてしまう場面がありました。指示を出さないと動かない、自分から提案してこない…。でもある時、気づいたんです。それは”能力の問題”ではなく、「考え方や環境の違い」かもしれないと。

実際、このテーマはこれまでのシリーズでも何度か触れてきました。▶ 【第18回】”指示待ち”じゃなかった?Z世代部下は「確認待ち」だった話

今回はさらに一歩踏み込んで、若手が受け身に見える理由と、明日から実践できる対処法をお伝えします。

なぜ若手は「受け身」に見えるのか?

指示がないと動かない理由

「なんで自分から動かないんだろう?」そう感じたこと、ありますよね。こちらとしては、ある程度は自分で考えて動いてほしい。でも若手は、指示がないと止まってしまう。その姿を見ると、「受け身だな」と感じてしまいます。ただ、ここで一つ大事な視点があります。彼らは”動かない”のではなく、「どう動いていいか分からない」状態であることが多いのです。

「使えない」と感じてしまう心理

忙しいときほど、正直こう思ってしまいます。「もっと主体的にやってくれよ…」「正直、使えないな…」私も何度もそう感じたことがあります。ただ、この感情は自然なものですが、そのまま受け止めてしまうと関係性が悪くなってしまいます。一度立ち止まって、「なぜそう見えるのか」を考えることが大切です。

実は”やる気がない”わけではない

失敗を避けたいという意識

若手に話を聞くと、こんな声が多いです。「間違ったら迷惑をかけるのが怖い」「勝手にやって怒られるのが不安」つまり彼らは、”動かない”のではなく”動けない”状態なんです。これは決してネガティブなことではなく、むしろ責任感の裏返しとも言えます。

評価を気にするZ世代の特徴

Z世代は、評価や周囲の目をとても気にします。ミスを避けたい、正解を知ってから動きたい、無駄なことはしたくない。さらに最近は、「仕事の意味」を重視する傾向も強くなっています。「この仕事、何のためにやるんですか?」そんな質問に戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。

この背景については、こちらの記事でも詳しく解説しています。▶ 【第17回】若手が「意味ありますか?」と聞く理由|目的を求める本音と対処法

つまり若手は、納得できて、かつ失敗しない状態で動きたいと考えているのです。

受け身な若手へのNG対応

「なんで動かないの?」と責める

これは一番やりがちですが、逆効果です。若手はさらに萎縮してしまい、ますます動けなくなります。

丸投げしてしまう

「とりあえずやってみて」この言葉、便利ですが危険です。何をどうすればいいのか分からず、結果的に止まってしまいます。

昭和の価値観を押し付ける

「俺たちの時代はこうだった」この言い方も、伝わりません。時代が違えば、価値観も違います。大切なのは、違いを理解したうえで関わることです。

若手が動き出す3つの対処法

1. 具体的な指示を出す

ポイントはここです。何をやるか、どこまでやるか、いつまでにやるか。これを明確にするだけで、動きが変わります。さらに、「ここは任せる」「ここは確認してほしい」と線引きすると、より効果的です。

2. 途中確認の仕組みを作る

「ここまでやったら一度見せて」この一言があるだけで、若手は安心して動けます。実際、彼らは”指示待ち”ではなく、「確認待ち」であることが多いです。▶ 【第18回】”指示待ち”じゃなかった?Z世代部下は「確認待ち」だった話この前提を理解するだけで、関わり方は大きく変わります。

3. 小さな成功体験を積ませる

いきなり大きな仕事ではなく、小さく成功させることが大切です。「自分でもできた」という感覚が、次の行動につながります。この積み重ねが、「受け身」から「主体性」への変化を生みます。

まとめ|”使えない”ではなく”育て方次第”

見方を変えることが第一歩

「使えない」と感じていた行動も、見方を変えれば「慎重さ」や「責任感」です。この視点を持つだけで、部下への接し方は大きく変わります。

関わり方で若手は変わる

少し伝え方を変えるだけで、若手は驚くほど動き出します。最初は戸惑うかもしれませんが、一歩ずつ関わり方を変えていきましょう。「受け身で使えない」と感じていた部下が、気づけば頼れる存在になっているかもしれません。

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▶ 【第18回】”指示待ち”じゃなかった?Z世代部下は「確認待ち」だった話
▶ 【第17回】若手が「意味ありますか?」と聞く理由|目的を求める本音と対処法

本記事は、実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう、一部内容を調整しています。
※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。すべて商用利用・ブログ掲載が可能な範囲で作成・使用しています。

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