こんにちは、昭和課長です。

このブログでは、これまで40回以上にわたり、Z世代の部下との出来事や管理職として感じた悩みについて発信してきました。
その中で最も多くいただく質問があります。
「結局、Z世代とはどう接するのが正解なんですか?」
50代管理職として働いていると、若手社員との価値観の違いに戸惑う場面が少なくありません。
- 相談してこない
- 電話が苦手
- 飲み会に参加しない
- 残業をしたがらない
- 自信がないと言う
- 指示待ちに見える
私自身も最初は「最近の若手は何を考えているのだろう」と悩みました。
しかし実際に一緒に働いてみると、彼らは決して仕事に不真面目なわけではありません。
ただ、育ってきた環境や価値観が私たち昭和世代とは大きく違うだけだったのです。
今回は、私が5人のZ世代部下と働く中で学んだ「Z世代との接し方7つのポイント」をまとめてお伝えします。
Z世代とはどんな世代なのか
Z世代とは一般的に1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代を指します。
彼らはスマートフォンやSNSが当たり前の環境で育ちました。
私たちが若い頃とは情報収集の方法も、人とのつながり方も大きく異なります。
そのため、仕事に対する価値観も変化しています。
- 効率を重視する
- プライベートを大切にする
- 失敗を避けたい
- 納得してから行動したい
- 心理的安全性を重視する
まずは「自分たちの時代とは違う」という前提を持つことが大切だと感じています。
ポイント① まず否定しない
私が最初に意識したのは、相手の考えをすぐ否定しないことでした。
以前は若手社員の言動を見るたびに、「それは違うだろう」と感じていました。
しかし今はまず理由を聞くようにしています。
例えば電話対応です。
ある若手社員から「電話が苦手です」と言われたとき、最初は驚きました。
しかし詳しく話を聞くと、電話よりもチャットやSNSで育った世代ならではの背景がありました。
詳しくは関連記事でも紹介しています。
【第40回】「電話が苦手です」と言われて驚いた私が知ったZ世代のコミュニケーション事情
また、若手社員と接していると「何を考えているのか分からない」と感じる場面もあります。
私自身も以前はそう感じていましたが、実際に話を聞いてみると、言葉にしないだけでしっかり考えていることも少なくありませんでした。
そのときの気づきは、 【第31回】「何を考えているかわからない」Z世代理解のコツ|50代管理職の本音 で詳しくお伝えしています。
まずは相手を理解しようとする姿勢が信頼関係の第一歩です。
ポイント② 「なぜやるのか」を説明する
昭和世代は「言われたことをやる」が当たり前でした。
しかしZ世代は違います。
彼らは目的や意味を重視します。
「なぜこの仕事をするのか」
「何のために必要なのか」
これを理解すると驚くほど主体的に動いてくれます。
逆に目的が見えない仕事には疑問を持ちやすい傾向があります。
これは反抗ではなく、納得して行動したいという価値観の違いなのだと思います。
ポイント③ 指示待ちに見えても決めつけない
私が最も悩んだテーマの一つが「指示待ち問題」でした。
以前は、自分から動かない若手を見るたびに不満を感じていました。
しかし実際には違いました。
彼らは勝手な判断で失敗することを避けようとしていたのです。
詳しくは以下の記事でも紹介しています。
【第6回】「指示待ちなのか?」と感じた私が気づいたZ世代の仕事観
「なぜ動かないのか」を理解すると、見え方が大きく変わります。
ポイント④ 相談しやすい空気を作る
管理職の悩みとして非常に多いのが報連相です。
私も以前は、
「なぜもっと早く相談しないんだ」
と思っていました。
しかし実際には、
- 迷惑をかけたくない
- 怒られたくない
- まだ自分で解決できると思っている
という理由がありました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
【第39回】「なんで相談してくれない?」と悩んだ私が知ったZ世代の“報連相”の考え方
相談しない部下を責めるより、相談しやすい環境を作ることが重要だと感じています。
ポイント⑤ 小さな成功体験を積ませる
最近の若手社員は「自信がありません」と口にすることが少なくありません。
能力がないわけではないのです。
むしろ真面目で優秀な人が多いです。
ただ、失敗への不安が強いのです。
この背景については、
【第41回】「自信がありません」と言う若手社員が増えた理由|50代上司が感じた変化
で詳しくお話ししています。
また、自信のなさの背景には、失敗を避けたいという心理も大きく関係しています。
実際に、私が感じていた「言われたことしかやらない」という印象も、よく観察すると「失敗したくない」「間違った判断をしたくない」という思いから来ているケースが少なくありませんでした。
この点については、【第38回】「言われたことしかやらない」は本当か?Z世代部下の“失敗回避思考”で詳しく紹介しています。
私は少し頑張れば達成できる仕事から任せるようにしています。
成功体験の積み重ねが自信につながるからです。
ポイント⑥ 「メンタルが弱い」と決めつけない
私自身、以前は「最近の若手はメンタルが弱い」と思っていました。
しかし今は考え方が変わりました。
彼らは弱いのではなく、叱られる経験や失敗経験が少ないだけかもしれません。
このテーマについては、
【第36回】「メンタルが弱い」は本当か?叱られる経験が少ない世代との向き合い方
でも詳しく紹介しています。
レッテルを貼るのではなく、背景を理解することが大切です。
ポイント⑦ 昔と比べない
最後に一番大切だと思うことです。
それは「昔と比べないこと」です。
私たち昭和世代も、若い頃は上司から理解されない経験をしてきました。
時代が違えば価値観も違います。
飲み会への考え方もその一つです。
【第4回】「飲み会も仕事でしょ?」と思っていた私が知ったZ世代の本音
また働き方に対する考え方も変化しています。
昔を基準にするのではなく、今の時代を理解する姿勢が必要だと感じています。
Z世代との接し方に正解はない
ここまで7つのポイントをご紹介しました。
しかし、これが絶対の正解ではありません。
同じZ世代でも性格も価値観も違います。
だからこそ管理職に求められるのは、世代だけで判断しないことです。
私は40回以上の記事を書きながら、そのことを強く感じています。
今回紹介した内容の原点は、こちらの記事にもまとめています。
【第42回】Z世代との接し方|50代管理職が実践している5つのポイント
まとめ
Z世代との接し方で私が大切だと感じているのは次の7つです。
- まず否定しない
- 「なぜ」を説明する
- 指示待ちと決めつけない
- 相談しやすい空気を作る
- 小さな成功体験を積ませる
- メンタルが弱いと決めつけない
- 昔と比べない
管理職の悩みは尽きません。
それでも相手を理解しようとする姿勢が、若手社員育成の第一歩だと思います。
もし今、Z世代部下との接し方に悩んでいるなら、ぜひ関連記事も読んでみてください。
きっとあなたの職場でも活かせるヒントが見つかるはずです。
※本記事は実際の経験をもとに一部内容を再構成しています。
※個人や特定の状況が特定されないよう配慮しています。
※本記事内の画像にはAI(ChatGPT/DALL·E)およびCanvaで作成した画像を含みます。


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